電子書籍端末の世界を妄想~本離れは止められるのか?~

Posted on Mar 1, 2010 in blog

こんばんは。

以前、1月14日に

「スペースの多い本が売れる。それで良いのか!」

という、記事を書きました。

『 スペースの多い本 』 が売れるという点が特徴的であり、
全体的には、本離れ、入門書人気などの傾向があります。

最近、本離れについて、考えることが多くて。

紙とネットの両方でモノ書きをしている立場なので、今後どうなるのかなぁと色々思いがありまして・・・
少しその思いを・・・

最近、電子書籍端末って話題ですよね。

  電子書籍端末

知ってますか?

有名なのは、アマゾンのKindle(キンドル)ですね。

日本人には、電子書籍端末は馴染みが少ないのですが、
実は、国内でも以前は電子書籍端末は販売されていました。

2003年に当時の松下が、ΣBook(シグマブック)を発売。

2004年にソニーが、LIBRIe(リブリエ)を発売。

また、当時もそれほど話題にはならなくて、普及しませんでした。
松下は2008年に、ソニーは2009年に撤退をしたのです・・・

理由は色々あるのでしょうが、携帯電話との棲み分け、コンテンツ不足、規格が独自フォーマットだったなどが言われてますね。

しかし、アメリカでは様相が違います。
日米の文化の違いもあるのでしょう、アメリカでは2007年にキンドルが発売されて、
米国では普及しています。
(ソニーはそれを見てあわてて追随し、Readerという端末を出していますが)

新しい市場を作ったり、マーケットを成熟させるのは、アメリカは得意だなぁと感心しました。

また、今年のCESでも、多くの電子書籍端末が紹介されました。

■ 無論カラー表示で綺麗だし、
■ 本にメモするように手書きで書き込みができたりと。

まぁ、これだけだと紙より良いなぁとは思いませんが、
電子書籍ならではの特徴が、

■ 通信機能がついているので、その場でダウンロードして読めるし、
■ 2画面端末だと、片面で本を読み、片面で分からない単語をWikiなどで調べたりと。

この機能を見たときは、「すごい」と思いました。

こりゃ、単なる紙から電子データという代替商品ではなく、
紙では出せない付加価値があるなぁと思いました。

読み慣れない人が増えているなら、このように読む事をサポートする機能をどんどん増やして
読みたいと思わせる工夫をしてもらいたいですね。

電子書籍端末だから出来ることって本当に多そうです。

■ その本に関連するレビューをPush式に表示させたり、
■ その本について書かれているTwitterが表示されたり、
■ 本を紹介しているブログが表示されたり、
■ 関連するPodcast(本の紹介番組)表示されたりと。

私は本を読むときに、

 『重要な部分』 (レベルを2段階に)
 『わからなかった部分(疑問内容)』
 『感じた事(本に関係ない内容でも)』

を自分なりの記号をつけて書き込みをしています。

■ 独自マークがついているページだけを本全体から検索できるようになれば良いなぁと思います。
(詳しい機能を知らないだけで、この程度ならたぶん対応しているんでしょう)

■ 例えば、書いたメモを公開・非公開を選べて、
同じページや同じ部分に書き込みをしている他人の内容が表示されたりと。

■ なんか、気に入った他人のコメントがあれば、そこからTwitterできたり。

■ あるページの論調・主張に対して、似ている・相反する主張の関連書籍をリンクできる機能があり
それを互いに共有しあったりと。
(あぁ、この機能欲しいですね。私は、書籍の巻末にある参考図書の情報を良く使うで)

書籍を中心として、知の連鎖ができるような気がします。
これは本当に嬉しいですね。

こうなってくると、紙書籍が好きな私でも、電子書籍にしようかなぁと思ってしまいます。

リアルな書店で、ぶらぶら本を探して、気に入った本があれば、
その場でiPad使って購入!
いつでもどこでも、何千冊の本を持って歩ける。

これは面白い!
ワクワクします。

本当は、ここからさらに、「角川文庫の無料公開書籍の話」 と 「バーゲンブック」 について書きたかったのですが、
長くなるので、次回に書くことにします。

う~ん。

電子書籍。
楽しみです。

この電子書籍をきっかけに、若い人、本が少し苦手という人にワクワクした感じを持ってもらいたいです。

  2010年03月01日
     一生懸命の気持ちをもって。