2012/06/08 設計力で企業を変革する 設計標準化と原価管理実践講座

Posted on Jun 8, 2012 in seminar

主催:日刊工業新聞社
日時:2012年6月8日
会場:日刊工業新聞社 東京本社セミナールーム

 なぜ、技術力があるのに、儲からない!  社員皆が頑張っているのに、儲からない!  日本のものづくり企業(特に個別受注企業)は、わがままな顧客要望に答えられる『技術力』と『対応力』で世界から評価されて きました。しかし、近年は韓国・中国などのメーカーの台頭により価格競争の波が押し寄せ、今まで以上に価格競争力の必要性に迫 られています。単に顧客要望を断り、安くするのでは意味がありません。顧客から評価されてきた『技術力』や『対応力』を守りつつ、 『収益』を得るため経営基盤が必要なのです。
 よく、技術力があるのに儲からないのは、“営業力がない” “企画力がない” “プロダクトアウトの発想が強い” という言葉が出てき ます。無論それも一理ありますが、それだけで終わらせて良いのでしょうか?営業力・企画力をつけることも行い、一方で開発・設計 を効率良く行う『開発/設計の標準化』と、技術力を正しく評価し経営の意思決定に生かしていく『原価企画による収益力』を身に つける必要があります。
 近年、「設計の標準化」「部品の共通化」に取り組む企業が増えてきました。しかし、その多くは設計だけの取り組みが多く原価・ 会計・経営と連動した取り組みになっていません。企業収益力を高める取り組みと一体になってこそ初めて効果が出ます。今までな ぜ技術力があるのに儲からなかったのか?技術力を生かし収益力に変えるために必要な変革とは何か?ものづくり企業復活の道筋 を学んでください。

■対象者
・製造業
・経営者(CTO、CIO、CFO)
・開発部門・設計部門・設計管理部門の管理職から担当
・経理・原価部門(経営企画部、事業企画部、原価企画部、原価管理部、経理部)の管理職から担当
・情報システム部門の管理職から担当
・経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当

プログラム

1. 技術(開発/設計)の見える化を始める
①そもそも技術力とはなにか?
②技術のブラックボックスをどうなくすのか?
③見える化の3ステップ(図面管理・部品管理・諸元管理)

2.技術(開発/設計)の標準化を始める
①設計標準化における誤解をなくす
  ・標準化は、「我慢する」「顧客の要望を断る」という発想は正しいのか?
  ・量産品でないので標準化してもコストが下がらない」というのは正しいのか?
  ・「図面の標準化」「製品/部品の標準化」と「設計の標準化」は違う!
②標準化と共通化
  ・量産品の標準化/共通化と個別受注の標準化/共通化の違いとは?
  ・「設計の標準化」と「部品の共通化」の勘所
③グローバル設計を生き抜く『強い設計』とは?

3.技術と連動した原価管理を始める
①原価管理で考えるべきこと
  ・原価の8割は設計で決まる
  ・今までの原価管理では、技術力を評価しきれない!
  ・個別受注企業におけるコストダウンとは?
②設計標準化/部品共通化は設計部門改善ではない。
 経営にどう生かすのか?
③技術力を高めるための原価管理とは?
  ・見積力を高める原価管理
  ・コストダウンアイデア管理の勘所

4.技術を収益に変える原価企画を始める
①原価企画を理解する
  ・原価企画の導入が難しい理由
  ・量産品の原価企画と個別受注の原価企画の違いとは?
  ・予算管理とコストレビューの勘所
②四位一体の企業革新
  ・設計改革をベースに、調達革新を進める
  ・設計改革をベースに、製造革新を進める
③技術力・収益力を高めるIT戦略
  ・設計標準化のための部品表(BOM)とは?
  ・原価企画のためのSPCシステムとは?