Posted on Jan 31, 2014 in seminar
主催:日刊工業新聞社
日時:2014年1月31日(金) 10:00 ~ 17:00
会場:日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
「強い設計」で企業を変革する
設計標準化と設計高度化実践講座
参加のおすすめ
「うちはなぜ、技術力があるのに、儲からない!」
多くの企業が悩んでおり、その原因は、営業力やマーケティング力が足らないからだという声を聞きます。 しかし、それだけなのでしょうか。
そもそも「技術力」とは何ですか?何をもって技術力があると評価していますか?受注実績ですか? 開発一筋40年のベテラン社員がいるからですか?「技術力」は企業における資産です。 その資産をどのように見える化し、定量化しているかが重要な点となります。 ベテランの設計ノウハウを洗い出し、設計を可視化し、標準化していく事が大切です。 そうすることで技術流出を抑え、日本の技術者を守りながら世界と戦うためのグローバル設計体制を構築できます。
また、その「技術力」を「収益」に結びつけるための技術経営基盤も必要となります。 技術経営基盤では、「効率化」の議論はよく出てきます。開発プロセスを整理する。 設計不通過を実現させる。部品を共通化する。部品表を導入する。図面管理を見直す。 これらは全て効率化です。設計を効率化することに加えて設計を「高度化」する仕組も重要です。 「効率化」と「高度化」この2つがあって初めて、収益を生む技術経営基盤といえます。
今までなぜ技術力があるのに儲からなかったのか?技術力を生かし収益力に変えるために必要な 変革とは何か?ものづくり企業復活の道筋を学びませんか。
【受講対象者】
・ 製造業
・ 経営者(CTO、CIO、CFO)
・ 開発部門・設計部門・設計管理部門の管理職から担当
・ 経理・原価部門(経営企画部、事業企画部、原価企画部、原価管理部、経理部)
の管理職から担当
・ 情報システム部門の管理職から担当
・ 経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当 など多数
プログラム
[1] なぜ設計改革が進まないのか?
①設計改革の間違ったアプローチ
②脱自己流な設計改革
[2] 技術力・設計力とは何か?
①そもそも技術力・設計力とはなにか?
②技術のブラックボックスをどうなくすのか?
③技術経営の方向性 と技術資産のあり方
④見える化の3ステップ(図面管理・部品管理・諸元管理)
[3] 設計標準化・設計高度化とは?
①設計標準化における誤解をなくす
・標準化は、「我慢する」「顧客の要望を断る」という発想は正しいのか?
・「量産品でないので標準化してもコストが下がらない」というのは正しいのか?
・「図面の標準化」「製品/部品の標準化」と「設計の標準化」は違う!
②部品共通化の実現方法
・量産品の標準化/共通化と個別受注の標準化/共通化の違いとは?
・「設計の標準化」と「部品の共通化」の勘所
③設計を高度化していく仕組みとは?
[4] グローバル設計への道のりとは?
①グローバルを生き抜く『強い設計』とは?
②設計と開発の分離,設計分業のあり方
③仕様管理表の重要性
④技術流出防止の守るべき3つのポイント
⑤グローバル設計における日本の役割
[5] 設計標準化,設計高度化のシステムとは?
①開発BOM・設計BOM・製造BOMの違い
②ナレッジプラットフォームのあり方
③設計力の定量化