ナレッジを共有する意味

Posted on Jun 14, 2012 in blog

ナレッジを共有する意味

先週の金曜日(6月8日)に『設計標準化と原価管理』というテーマでセミナーを行なってきた。

様々な話を熱く語らせていただいたが、
自ら発する言葉を自ら聞きながら、改めて技術を標準化する重要性を感じた。

製造業は非常に厳しい状況に追いやられている。

しかし、今後の50年100年の新たな企業基盤を築きあげるためにも、
今まで培ってきた「技術」をしっかり棚卸しし、体系立てる事は急務であると感じる。

技術を棚卸しし、体系化し、標準化していくことは、
単なる技術伝承や教育の問題ではない。
技術力を高める活動そのものであると感じる。

技術やナレッジを可視化し共有する意味は、

『企業知・組織知の全容を知るということ』である

企業知・組織知を知ることができれば、

・自分の行おうとしていることが、企業に取って”初めてのことなのか”が判断でき、(新規性評価)
・誰かが同じ経験をしていれば、同じ失敗を繰り返さなくて済むし、(再発防止)
・誰かが努力した内容を有効的に活用できるし、(成功要因の横展開)
・そして何より、常に1つでも良いので新しいことにチャレンジさせることができる(限界挑戦)

最後の4つ目が重要だと感じる。

何か、仕事を行う際に、自分が常に会社の誰も経験していない事に1つでも良いからチャレンジする。企業知・組織知を1つでもいいので増やす。
そして、企業側もそのチャレンジには寛大であり、新たな領域での失敗は咎めない。しかし、1度失敗したら、二度と同じ失敗はしない。そうすることで企業の経験値を貯めていく。

これこそが、組織活動であり、組織として経験値を貯めていくことに他ならないはずである。

そのためのナレッジの共有だし、ナレッジプラットフォームが必要になるのである。

是非、多くの企業で取り組んでもらいたい内容である。

2012年6月14日
想像力をもって・・・