2月28日のセミナーを終えて・・・コストシミュレーションの難しさ

Posted on Mar 17, 2014 in blog

2月28日のセミナーを終えて・・・コストシミュレーションの難しさ

2014年2月28日に,日刊工業新聞社様にて
勝てる見積! 受注獲得のための原価見積と原価管理実践講座 』を開催しました.

 

多くの方に参加頂いて感謝いたします.

1月31日に引き続き日刊工業新聞社様にての講演だったのですが,
設計と原価を融合させた濃密でマニアックな会になりました.

今回は,いつものコストマネジメントセミナーよりも,原価見積・コストシミュレーションに時間を多くかけました.

原価見積・コストシミュレーションは,

「 設計者のコスト意識を高めるために大切 」
「 設計・開発段階でコストの約80%は決まる!原価見積が大切 」
「 製品企画段階で,コスト試算の精度を上げないと儲かる構造が作れない」

 

このように,叫ばれ続けて20年も30年もたってしまっています.

この現状を打破してもらうためにも,是非,セミナーの内容を参考にして,
適切なコストシミュレーションの仕組みを構築してもらいたいです.

 

改革の際には,『 いい加減な原価 』 と,真正面から向き合ってもらいたいです.

「 いい加減な原価」 「曖昧な原価」に対しては,抵抗勢力が多いと思います.
しかし,『いい加減』 や 『適当』 と真正面から向き合わないとコストシミュレーションは成功しません.
大変ですが,多くの企業で乗り越えてもらいたい壁です.

 

あと,

今回のセミナーアンケートから特に関心の高かったキーワードを拾うと,

「 ロスの可視化」 「ロスの計画化」 「財管分離」 

でした.

 

最近のセミナーで,ロスへの関心が高くなっているように思えます.

 

 

2014年3月17日

想像力をもって・・・  プリベクト 北山一真