2015年の抱負「礎」

Posted on Jan 6, 2015 in blog

2015年の抱負「礎」

みなさま。あけましておめでとうございます。

 
2015年が始まりました。プリベクトの今年の抱負は、「礎」です。2015年2月で創業丸 5年 となります。2014年はソリューションセミナー、ITソリューションベンダーとの協業セミナー、学会などプロジェクト活動以外にも力を入れた年になりました。次なるステップに挑戦するためにも、5年間で培ってきた経験を振り返り、足元を固めるという意味で「礎」を抱負にしました。

 
「技術」と「会計」を融合する。このコンセプトを実現すべく企業改革を支援したり、研究を重ねているのですが、どうしてもまだまだ間違った認識が広まっています。「 設計の見直し=BOM/PLM 会計の見直し=ERP 」 このような先入観のもと、間違った改革活動をしている企業を多く見てきました。設計の改革はBOMなのでしょうか?ERPを導入すれば会計は良くなるのでしょうか?これらの活動はバラバラに行われており、企業の付加価値と採算性を左右する設計領域において、「技術」と「会計」がバラバラとなっています。魅力ある製品かつ儲かる製品を実現するには両方の融合が欠かせないのです。

 
この2つの架け橋になるのが、『技術資産(ストック)』だと思っています。全ては製品付加価値活動に携わった方の 経験・苦労・失敗・工夫・ナレッジ・考えたこと が全てだと思います。改革活動ではフローに着目してしまいますが、企業として重要するのはストックなのです。フローからストックへ。21世紀の時代。ストックを可視化し、管理し、高度化していくための「知的インフラ」の整備が大切であると思います。

 
2015年もストックを中心とした、「技術と会計の融合」を訴求していきたいと思います。2015年も様々な活動をしていきますので、よろしくお願い致します。

 
 
2015年1月6日
真・善・美の こころをこめて・・・ プリベクト 北山一真