Posted on Aug 26, 2014 in
日本管理会計学会 2014年 年次全国大会にて
代表 北山一真 が 研究報告を致します。
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戦略的固定費論
原価企画と顧客価値会計による固定費の考察
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日本管理会計学会 2014年全国大会(9月11日〜13日)青山学院大学青山キャンパス
大会2日目(9月12日) 第1会場 第2報告
大会の案内はこちらから
戦略的固定費論〜原価企画と顧客価値会計による固定費の考察〜
報告要旨
製造業の事業収益性は固定費マネジメントに寄与する。しかし、現在の固定費は操業度/売上などの一定率に応じて製品賦課されるなど、事業性や戦略性に欠けている事はしばしば指摘されている。
また、設備・金型・研究開発などの固定費に関しては投資時の意思決定は慎重に行われているが、その後の回収マネジメントが実施されていないのが現状である。理由は、固定費回収は複数年度にまたがるが、期間会計中心の現状では管理指標が作りにくい。回収単位をマネジメントする製品”群”の考え方が体系化されていないことが原因として考えられる。
その問題意識を踏まえ、製品群や複数年度にまたがり採算性を評価していく原価企画や顧客価値会計における固定費の要件を整理したい。戦略性をもって固定費回収をしていくために、財管分離の考えのもと製品群への恣意的な負担(配賦)の仕組みを作り、回収期間の総合的な評価指標が必要である。原価企画や顧客価値会計の視点から戦略的固定費論を考察する。