また、行きたくなる店。宣伝広告ってお金じゃない!

Posted on Feb 15, 2010 in blog

こんばんは、

これが、「宣伝広告」 というのを体感しました。

先日、立て続けに2件の洋食屋に行き、

そこで、

お金をかけずに、宣伝できるんだなぁと
感心した話をすこしばかり・・・

2件とも、お昼の時間帯に行きました。

私は混雑した店で食べるのが苦手なので、
時間を外して13時半とかの比較的空いている時に食事します。

オフィス街のためか、2件とも店先でお弁当の販売をしていましたが、
お客さんに対する対応が全く違ったのです。
(私は、ゆっくり店内で食事をしていたのですが)

1件目の対応は、

お客が、店先でお弁当を注文。

2,3分かかるから、少し待っててくださいと言われ、
2、3分後、お弁当ができて持ち帰っていった。

まぁ、よくある光景で、特に気にも留めてなかったのですが。

2件目の対応が、少し違ったのです。

同じように、お客(二人組)が店先でお弁当を注文。
数分でできるからと、待っていてくださいって言っていた。
まぁここまでは同じ。

その後、別の方が、店の中から、

「お茶入れたので、中で待ってて~」

と、気さくな感じで対応。

中に入ったら、夜のメニューを渡していた。
「うちは、夜の特製ビーフシチューが美味しいよ!」って、一言だけ。

その後、お客は夜のメニュー見ながら、

「美味しそうだね。夜また、来よう」

そんなちょっとしたやりとりの後、帰っていきました。

2件目に来た人が、実際に夜に来たか分かりませんが、
これもれっきとした宣伝ですよね。

どうせ、店の中が空いているのであれば、
店の中に入ってもらって、店の雰囲気を感じてもらった方がいいと思います。

心理学的にも、初めても場所というのは人間は抵抗を感じやすい方が多いです。
特に夜になると、暗いなかに明かりが灯っている状態ですので、
心理的にも警戒モードになっています。
より、入りにくい心理にしています。
(そんな経験ないですか?)

その点、お昼は、日中ですから比較的警戒モードは解除されています。
すんなり、店の中にも入りやすいです。

そういった事もあり、オフィス街って、色々お店がありますが、
お昼は利用したことあるが、夜は入ったことの無い店って多くないですか?

お昼はどんなメニューがあるかって知っていても、
夜はどんなメニューが置いてあるかよく知らない。

この事があってから、お昼食べるときに気にしているのですが、
昼は昼のメニューだけ置いていて、夜のメニューを置いている所が少ないです。

あ~もったいないなぁと感じます。

だから、今後は是非

時間と場所がある時は、極力店の中には入ってもらい店に慣れてもらいましょう。
昼時も、夜のメニューをおいて、夜に来たくなる工夫をしておきましょう。

営業とか宣伝広告というと、ついお金がかかる人手がかかるというイメージですが、
そんな事は無いんだなぁと感じさせられました。

2010年2月15日
想像力を持って一日を。