Posts made in March, 2010

CHAdeMO!先行者利益の鍵はトヨタにある!?

Posted on Mar 18, 2010 in blog

こんにちは。 先日、電気自動車における急速充電器の標準化を検討する会が発足されました。 CHAdeMO(チャデモ)協議会 自動車会社、電力会社、充電機器メーカー、充電サービス提供企業など国内外含めて、158社が参加しているそうです。この協議会で、まずは日本での標準規格を決めて、グローバルでの標準規格にしようと構想しているとのこと。いよいよ、電気自動車が本格的になってきたなぁと思います。 関連ニュース ・電気自動車の充電方式を標準化へ、トヨタらが「CHAdeMO協議会」を設立 ・東京電力と日産など5社、電気自動車の充電技術で協議会 ・自動車メーカー4社と東京電力、EV普及に向け「チャデモ協議会」を設立  会員構成を眺めてみると、 トヨタ、日産、三菱、富士重、東京電力の5社が幹事会員として中心になるとのこと。 アイミーブの三菱、プラグインステラのスバル、リーフの日産が入っています。電気自動車に少し出遅れ感のあるトヨタがしっかり入っています。(トヨタは、最後の最後に参画を決めたのですが・・・)ここで巻き返したいのでしょう。 ホンダ(本田技術研究所として)、マツダは通常の会員として参画しているだけです。今後のホンダの動きが楽しみです。 電池メーカーの参画を眺めてみると ■ 日産-NEC連合のオートモーティブエナジーサプライ■ 三洋■ パナソニック は会員として名を連ねています。 しかし、 ■ GSユアサ (アイミーブに電池を供給している)■ 日立ビークルエナジー■ ソニー (2009年末に車載電池に再参入を表明している) が入っていません。...

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書籍の無料化ってどうなの?

Posted on Mar 16, 2010 in blog

こんばんわ。 前回、本離れに歯止めがかからないかと電子書籍端末に妄想してしまいました。 書ききれなかった思いが少しあるので。 “電子化”の重要な要素として、インターネットとの連動ですね。 そして、インターネットと関連すると、無料化という流れが必ず来てしまいますね。 クリス・アンダーソン氏の「FREE」にもあるように、無料化の波は避けられないでしょう。 実際に、 その「FREE」も人数限定で全文無料公開をし、 角川文庫においても、CEO角川歴彦氏の本を期間限定で全文無料公開をする動きも出てきています。 電子書籍化が進む事は、想像に難くないと思います。 書籍そのものの価格が無料になる。 そうなると、ビジネスモデルとして、容易に想像出来ることとして、 ①関連コンテンツでの収益確保 小説だと、前編だけ無料で。後編は有料とか。 ②有料版と無料版での購入可能時期の分離 ■有料版⇒無料版 まずは有料版で販売。1ヶ月後は無料版。お金を払えば先に読むことができる。 1Q84などの大ヒット書籍だと、お金を払ってでも良いと思う人もいるはず。 ■無料版⇒有料版 FREE、角川氏の本見たいな感じ。無料で読んでもらい興味あれば購入。 ③広告での収入確保 完全にコンテンツでは、儲ける想定をしていない。企業からの広告収入モデル。 例えば、 情緒あふれる田舎描写の小説があったとしよう。 あ~。こんな町行きたいなぁと思った時に。 電子書籍端末の下に、JTBからのその町への旅行企画が出る。...

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電子書籍端末の世界を妄想~本離れは止められるのか?~

Posted on Mar 1, 2010 in blog

こんばんは。 以前、1月14日に 「スペースの多い本が売れる。それで良いのか!」 という、記事を書きました。 『 スペースの多い本 』 が売れるという点が特徴的であり、全体的には、本離れ、入門書人気などの傾向があります。 最近、本離れについて、考えることが多くて。 紙とネットの両方でモノ書きをしている立場なので、今後どうなるのかなぁと色々思いがありまして・・・少しその思いを・・・ 最近、電子書籍端末って話題ですよね。   電子書籍端末 知ってますか? 有名なのは、アマゾンのKindle(キンドル)ですね。 日本人には、電子書籍端末は馴染みが少ないのですが、実は、国内でも以前は電子書籍端末は販売されていました。 2003年に当時の松下が、ΣBook(シグマブック)を発売。 2004年にソニーが、LIBRIe(リブリエ)を発売。 また、当時もそれほど話題にはならなくて、普及しませんでした。松下は2008年に、ソニーは2009年に撤退をしたのです・・・ 理由は色々あるのでしょうが、携帯電話との棲み分け、コンテンツ不足、規格が独自フォーマットだったなどが言われてますね。 しかし、アメリカでは様相が違います。日米の文化の違いもあるのでしょう、アメリカでは2007年にキンドルが発売されて、米国では普及しています。(ソニーはそれを見てあわてて追随し、Readerという端末を出していますが) 新しい市場を作ったり、マーケットを成熟させるのは、アメリカは得意だなぁと感心しました。 また、今年のCESでも、多くの電子書籍端末が紹介されました。 ■...

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