Posted on Feb 12, 2014 in blog
2014年1月31日に,日刊工業新聞社にて
『強い設計で企業を変革する 設計標準化と設計高度化実践講座
』を開催しました.
多くの方に参加頂いて感謝いたします.
たった一日では全てをお伝えすることが出来ませんでしたが,
まずご自身で第1歩を踏み出す事ができるレベルのお話しはできたと思っています.
今回は,設計標準化ということで,どのようにして設計思想・設計基準・設計諸元を標準化していくかについて触れました.
また,設計を標準化し,効率化を狙っただけでは,明るい未来は待っていません.
究極の効率化は ” 何もしない.チャレンジしない.工夫しない ” からです.
だからこそ,「強くなること」が大切になります.
良い商品を生み出し,設計者が楽しく創造的な設計ができる環境が最も大切になります.
そのために必要な設計の高度化についても触れました.
設計標準化も,設計高度化も,全ては技術資産(デザインルールやナレッジ)に帰すると考えます.
企業がこれまで歩んできた50年100年の歴史を棚卸しし,
これからの歩むであろう50年100年のために技術資産を中心とした変革につながるからです.
まずは,「仕様管理」と「諸元管理」この2つの取組みから始めることが第1歩であると思っています.
日本の技術力を守るため,今回セミナーを受講頂いた企業が100年後200年後にも生き残っていくためにも,設計改革を成功してもらいたいです.
2014年2月12日
思いやりをもって・・・