2014.04.11 ~製品力を高める設計改革~ 設計標準化・設計高度化 実践講座

Posted on Feb 17, 2014 in seminar

主催:株式会社トリケップス
開催:2014年4月11日(金) 10:30-16:30
場所:オーム ビル(千代田区神田錦町)

テーマ:
~製品力を高める設計改革~ 設計標準化・設計高度化 実践講

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「うちはなぜ、技術力があるのに、儲からない!」

多くの企業が悩んでおり、その原因は、営業力やマーケティング力が足らないからだという声を聞きます。しかし、それだけなのでしょうか。

そもそも「技術力」とは何ですか?何をもって技術力があると評価していますか?
受注実績ですか?開発一筋40年のベテラン社員がいるからですか?

「技術力」は企業における資産です。

その資産をどのように見える化し、定量化しているかが重要な点となります。
ベテランの設計ノウハウを洗い出し,設計を可視化し,標準化していく事が大切です。
そうすることで技術流出を抑え,日本の技術者を守りながら世界と戦うためのグローバル設計体制を構築できます。

また、その「技術力」を「収益」に結びつけるための技術経営基盤も必要となります。
技術経営基盤では、「効率化」の議論はよく出てきます。開発プロセスを整理する。設計不通過を実現させる。部品の共通化する。部品表を導入する。図面管理を見直す。これらは全て効率化です。
設計を効率化することに加えて設計を「高度化」する仕組も重要です。

「効率化」と「高度化」この2つがあって初めて、収益を生む技術経営基盤といえます。

今までなぜ技術力があるのに儲からなかったのか?技術力を生かし収益力に変えるために必要な変革とは何か?ものづくり企業復活の道筋を学んでください。


Keywords

  • 設計アーキテクチャ変革
  • ベテラン技術者のノウハウ可視化/技術伝承
  • グローバル設計開発のあり方と技術流出防止
  • モジュラーデザイン
  • 設計と開発の分離,開発BOM



受講対象者

  • 開発部門・設計部門・設計管理部門の管理職から担当
  • 経理・原価部門(経営企画部、事業企画部、原価企画部、原価管理部、経理部)の管理職から担当
  • 情報システム部門の管理職から担当
  • 経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当



プログラム

1 なぜ設計改革が進まないのか?
1.1 設計改革の間違ったアプローチ
1.2 脱自己流な設計改革

2 技術力・設計力とは何か?
2.1 製品力を高めるための開発・設計のあり方とは.
2.2 そもそも技術力・設計力とはなにか?
2.3 技術のブラックボックスをどうなくすのか?
2.4 技術経営の方向性 と 技術資産のあり方
2.5 見える化の3ステップ(図面管理・部品管理・諸元管理)

3 設計標準化・設計高度化とは?
3.1 設計標準化における誤解をなくす
3.1.1 標準化は、「我慢する」「顧客の要望を断る」という発想は正しいのか?
3.1.2 「量産品でないので標準化してもコストが下がらない」というのは正しいのか?
3.1.3 「図面の標準化」「製品/部品の標準化」と「設計の標準化」は違う!
3.2 部品共通化の実現方法
3.2.1 量産品の標準化/共通化と個別受注の標準化/共通化の違いとは?
3.2.2 「設計の標準化」と「部品の共通化」の勘所
3.3 設計を高度化していく仕組みとは?
3.4 設計における原価見積・原価管理のあり方

4 グローバル設計への道のりとは?
4.1 グローバルを生き抜く『強い設計』とは?
4.2 設計と開発の分離,設計分業のあり方
4.3 仕様管理表の重要性
4.4 技術流出防止の守るべき3つのポイント
4.5 グローバル設計における日本の役割

5 設計標準化,設計高度化のシステムとは?
5.1 開発BOM・設計BOM・製造BOMの違い
5.2 ナレッジプラットフォームのあり方
5.3 設計力の定量化