2014.06.20 原価の見える化と原価見積/原価管理の高度化実践講座

Posted on May 16, 2014 in seminar

主催:日本テクノセンター
開催:2014年6月20日(金) 10:30-17:30
場所:日本テクノセンター研修室

テーマ:
利益確保とコスト競争力を高める原価の見える化と、原価見積/原価管理の高度化実戦講座

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「なぜ、いつも原価見積の精度が悪いのか?」
「なぜ、コスト競争力が上がらないのか?」
「なぜ、いつも案件予算を守れないのか?」

引合における原価見積は、企業収益に最も影響を及ぼします。短納期での見積、お付き合い見積、曖昧仕様の見積など、複雑度は増し原価見積と顧客提示価格のマネジメントが機能しているとは言いにくいです。コンペに負けず、利益を確保するためには、属人的な勘見積から脱却し、合理的/科学的/組織的な見積業務への展開が急務であると言えます。

「見積原価を高度化するために、原価の見える化はどうあるべきか」「使える見積原価基準(コストテーブル)を作るにはどうすべきか」「原価意識を持ち,最適コストの製品設計をするにはどうすべきか」そのためには、技術と原価の融合が必要となります。

企業としてあるべき原価と予算を順守できる原価管理のありかたを学んでください。



Keywords

  • 見積設計における見積力高度化
  • コストデザイン力強化
  • コストテーブル構築
  • 原価管理力強化
  • 採算判断
  • 原価BOM



受講対象者

  • 経営者(CTO、CIO、CFO)
  • 開発部門・設計部門・設計管理部門の管理職から担当
  • 経理・原価部門(経営企画部、事業企画部、原価企画部、原価管理部、経理部)の管理職から担当
  • 情報システム部門の管理職から担当
  • 経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当



習得知識

  • なぜ今まで原価の活用が進まなかったのか理解できる(真の原価可視化)
  • 見積原価を成功させる要点が理解できる
  • コストテーブル作成方法を理解できる
  • コストデザイン手法を理解できる
  • コストマネジメント(コストのPDCA)を理解できる



プログラム

1. 原価見積・原価管理の問題点
__(1). なぜ原価見積の精度が悪いのか
__(2). なぜ原価が見えないのか
__(3). コストテーブルの問題点

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2. 見積原価精度向上(見積力, Spec-based Costing)
__(1). 顧客要求仕様の可視化(仕様管理)
__(2). 設計諸元(スペック)の可視化
__(3). 設計諸元とコストの相関分析
__(4). スペックベースのコストテーブルの作成
__(5). 原価BOMと原価マトリクス

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3. 原価低減力の向上(コストデザイン力, DesignToCost)
__(1). 設計諸元のデザインルールの洗い出し(設計基準・ナレッジの洗い出し)
__(2). 設計諸元のデザインルールの標準化(バラつきをなくす)
__(3). 製造基準・調達基準を考慮した設計基準の作成

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4. コストマネジメント力向上(原価管理力,コストPDCAサイクル)
__(1). 目標原価策定・割付プロセス
__(2). コストレビュープロセス
__(3). 原価低減アイデア管理プロセス
__(4). ロジェクト管理をベースにした予算管理プロセス
(コスト進捗(出来高・残予算),EVM)顧客要求仕様の可視化(仕様管理)

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5. プロジェクト収益向上(収益力, ライフサイクルコスディング)
__(1). プロダクトライフサイクルによる収益管理基準・ルール
__(2). 製品群による収益管理基準・プロセス
__(3). 研究・開発・設備費などの固定費賦課ルール
__(4). Time-line Costing

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